今週のお題「芸術の秋」
こんばんは、soraです。
芸術の秋と言われても美術の成績は万年3だったのでずっと興味はあるのに苦手意識が先行してしまい触れる機会が乏しい。
美術のことなんてなんもわからないのに展覧会とか行っていいのかなあ
なんて。
ただ凄いっ!とかきれい!って感想しか持てないから作った人に
申し訳ございません...
って思ってしまうからなかなかハードルが高いです。
もちろん芸術家の方々は心が広いでしょうしそんなこと気にしないってわかってるんですけどね。
そもそも
なんで芸術の秋なの?
秋って芸術の秋、食欲の秋、読書の秋など〇〇の秋っていう言葉がいくつかあるけれど、そのどれについても理由を知らなかったので調べてまとめてみました。
四季のある国は限られているから世界共通の言葉ではないでしょうし。
芸術の秋
言葉の由来はおよそ100年前、1918年に発行された雑誌『新潮』に「美術の秋」という言葉が使われたことが端を発し、そこから派生して「芸術の秋」という言葉が生まれたようです。
仁科展、日展、院展といった有名な展覧会が秋に集中しているのも「芸術の秋」という言葉のイメージを連想させたようです。
(仁科展しか聞いたことなかった...疎すぎる自分)
食欲の秋
これはなんとなく想像ついて、
おいしいものがたくさんとれるから
だと思って調べてみたらそれも正解だったのですが、他にも面白い理由がありました。
夏はその暑さなどから夏バテを引き起こして食欲が低下する人が多い。
それが涼しくなってきて体調を整えやすくなり、精神的にも安定するため食欲が増進させられるから。
夏の次は冬です(笑)。
冬になると食べ物が取れなくなるので秋のうちから蓄えを作っておこうという動物としての本能から。
冬眠前の熊と一緒、おんなじ発想...
このような2つの理由もあって食欲が増進させられる季節だから「食欲の秋」というようです。
スポーツの秋
およそ90年前、1927年9月25日発行の『朝日新聞』の見出しで「スポーツの秋」という見出しが使われたのが一番古い記録だそうです。
その後、1964年開催の東京オリンピック、その開会式の10月10日が「体育の日」と制定されたことで「スポーツの秋」が定着していったとのこと。
秋は運動しやすいですしぴったりですね。
読書の秋
個人的に一番知りたかったやつ。
秋の夜長に読書を、なんていったりしますよね。
読書好きな私としては多くの人が読書に興味を持ってもらえるだけで嬉しい季節です。
灯火親しむべし
これは、中国の文人・韓愈(かんゆ)による詩であり、韓愈が息子に勉強(読書)をすすめる時に詠んだとされる詩で、「秋の涼しさが気持ちよく感じられ、灯りがなじむようになる」という意味なんだそうです。
つまり秋の夜長は、灯りをともして読書をするのに最適だという意味が込められているとのこと。
私の読書はもっぱら娯楽で勉強と呼べるものではないですけど。
また、日本では終戦後に「読書週間」が設定され、取り組まれてきたため徐々に「読書の秋」が浸透していったようです。
全く関係ないですけど、「読書週間に本を買ったら売上の一部を寄付」なんてキャンペーンがあったら気軽に参加できるなーなんて思っています。
以上私の調べた芸術の秋をはじめとする〇〇の秋という言葉の由来でした。
読書週間は終わってしまいましたがまだまだ夜長は続きます。
読書記録から気になった本を読んでくださったら嬉しいと思う今日このごろ。
最後まで読んでくださりありがとうございました。
秋の夜長にいかがですか。
sora1530.hatenablog.com
sora1530.hatenablog.com
前回の雑記。
sora1530.hatenablog.com
<参考にさせていただいたサイト一覧>
スポーツの秋、読書の秋、芸術の秋、その由来とは?(tenki.jpサプリ 2017年9月23日) - 日本気象協会 tenki.jp
読書、芸術、食欲、スポーツ…「○○の秋」の由来は? | 子供とお出かけ情報「いこーよ」
スポーツや読書に芸術「〇〇の秋」が誕生した由来を解説 - ライブドアニュース
芸術の秋の由来〜芸術の秋の由来を面白解説