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罪を犯した息子と父親の果てない葛藤【Aではない君と】

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【少年A】は罪を認める。

しかし、謝罪の言葉どころか一切口を開かず...。

ある日突然求めたのは父親と2人きりで話すこと。

 

その意図、真意はどこに?

 

 

こんにちは、そら(@15sora30)です。

【読書記録】

 

はじめましての方は注意書きをどうぞ。

 

薬丸さんの作品はまだ2作目ですが初めて『友罪』を読んだときの衝撃が忘れられず、すっかり著者に魅了されてしまっています。 

 

私が薬丸作品に期待するものはどうしても『友罪』と類するものになりますが、今回も『友罪』と比肩する、あるいはそれを超える満足感です。

 

 

 

 

あらすじ : 『Aではない君と』薬丸岳

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あの晩、あの電話に出ていたら。

 

同級生の殺人容疑で十四歳の息子・翼が逮捕された。

 

親や弁護士の問に口を閉ざす翼は事件の直前、

父親に電話をかけていた。

 

真相は語られないまま、

親子は少年審判の日を迎えるが。

 

少年犯罪に向き合ってきた著者の一つの到達点にして真摯な眼差しが胸を打つ吉川文学新人賞受賞作。

Aではない君と

  

 

『Aではない君と』感想

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少年法10条1項 少年及び保護者は、家庭裁判所の許可を受けて、付添人を専任することができる。

      2項 保護者は、家庭裁判所の許可を受けて、付添人となることができる。

 

様々な苦悩と葛藤を抱えながら息子に向き合おうとする父親。

 

終盤までは事件の真相が知りたい欲求も手伝って先に先に読み進めたくなってしまうほどに引きこまれました。

 

後半は苦しくて読むのが辛かったです。

苦しくて苦しくて歯を食いしばって、涙を流しながら読みました。

 

この物語の本質は第三章にあると思います。

週刊連載時は第二章で完結していて、

単行本化の際に第三章が加筆されました。

 

「贖罪」という大きなテーマは人によって、

その人の立場によって違うものになってしまうと思います。

 

薬丸さんの作品は決して生易しいものではないと痛感させられました。

 

 

 

何度でも読み返すのは間違いないです。

ますます薬丸さんの作品を読みたくなりました。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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いつもありがとうございます。