お金の話

【必見!】研究基づいた成績を上げるお小遣いの賢いあげ方

どの家庭でもお子さんにお小遣いを挙げているかと思いますが、どういったルールで与えたいますか?

教育のプロが提唱する成績を上げるお小遣いのあげ方と子どもの成長を促すご褒美の与え方を紹介します。

これを読んだ林先生の白熱教室が面白かったので紹介させてください

「現金」より「キャッシュレス」がお金が貯まりやすいという研究結果現金派?キャッシュレス派?現金が堅実?貯蓄額は「キャッシュレス派」 > 「現金派」という事実を知っていますか?「現金のほうが堅実」「カードは使い過ぎる」 なんて根拠もない時代遅れ。キャッシュレスのほうが貯蓄増加額が高いというデータ、日本と海外との違いをまとめました。...

大前提:教育費を子どもにも負担させたほうが成績が良いという研究結果

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「おカネの天才」の育て方 一生おカネに困らないために、親が子供に伝えるべき「おカネの話」で紹介されているお話として、

大学の授業料を子どもにも負担させたほうが成績が良いという研究結果があります。

これは大学の授業料を全額親が負担している生徒一部を自分でも負担している生徒とを比較した結果、

後者のほうが評定が良かったという調査に基づいた研究結果になります。

教育システムの違うアメリカの話をそのまんま日本に当てはめるだけでは意味がないので日本版に置き換えたお話をしてくれました。

大切なのは「自覚」 

それが「教育費」を子どもに負担させるべき!という考えであり、

成績を上げるお小遣いのあげ方という話に繋がります。

子どものお小遣い:成績を上げるお小遣いのあげ方

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子どもに「教育費」を負担させるとは言ってもそう簡単にはいきません。

ただでさえ常々あの手この手でお小遣いを増やしてもらおうと躍起になっている子どもに不本意な出費をさせるのは至難の業です。

大事なのは「教育費」を自分でも出している感覚を覚えさせることにあるのでちょっとしたカラクリでその気にしてあげます。

お小遣いから「教育費」を出していると錯覚させるカラクリ

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今、お小遣いが1,000円だとします。

そしてあるとき子どもが「お小遣い上げて欲しい」とねだってきました。

設定としてお小遣いが1,500円に上がれば子どもが納得しそうな雰囲気であるとします。

A案

「じゃあ500円アップの1,500円にしてあげるわ」

と普通に1,500円にしてあげる。

B案

「じゃあ特別に2,000円にしてあげる。ただし、塾代が高いから少し自分で出してごらん」

ということで2,000円にしたけどその中から500円は自分の塾代に回してもらう。

こうすると一見プラス1,000円ですが実質は1,500円でA案B案どちらも同じ結果になります。

そして話の流れからして当然2,000円のなかから500円の塾代をもらうB案の方が成績アップが期待できる「成績を上げるお小遣いのあげ方」ということになります。

子どもの勉強はお金やご褒美で釣ればいい

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これは意外かもしれませんが、これにもコツがあります。

「100点とったらご褒美」

とか

「評定が○○以上だったらご褒美」

といった、出た結果に対してご褒美を与える釣り方ではダメです。

そしてこの出た結果に対してご褒美を与える釣り方では無意味というのはハーバード大学の経済学者ローランド・フライヤー教授が行った、

アメリカの公立学校の生徒4万人を対象にした調査でもはっきり分かっています。

教育経済学が教える「成績アップ」の意外な常識 (2/4) | プレジデントオンライン

一時の結果だけ出しても何の役にも立ちません。

次のテストでは今回以上のご褒美を用意しないと成績は落ちてしまうでしょう。

(私の体験談)

正しい子どもの釣り方

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結果ではなく努力の過程途中の気持ちに対するご褒美をあげるのが正しい釣り方。

毎日欠かさず1時間勉強できたから。

計画通りに宿題を終えられたから。

こうしてコツコツと頑張ることが習慣になればいい成績を取り続けられるようになりますし、その後の大きな財産になります。

おわりに:お小遣いのあげ方次第で成績アップできる

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子どもが楽しく勉強できるように工夫してあげるのが親の仕事じゃないかな~

と結婚もしていない若造は思っています。

成績が上がることの楽しさを、

知ってることが増えることの楽しさをお小遣いのあげ方ひとつで教えてあげることができるなら将来積極的に取り入れていきたいと思いました。